動画制作は安くない!?一体何にお金がかかってしまうのか?

2021年02月10日(水) PRのヒント
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自社商品や自社ブランドのPRで動画を活用したい。でも、動画制作のことを何も知らないから、何から手をつければいいのかも分からない。そんな場合は動画制作会社に相談するのが、一番確実で、安心できる選択です。

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YouTubeなどのネットの動画投稿サイトを見ると、たくさんのアマチュアの方々が動画を投稿しています。機材やソフトも格段に進化してきていますので、アマチュアでも動画を制作することは可能です。ですが、プロが制作すると、仕上がりには明らかな違いが出ます。

ただ、制作会社に依頼した際に、どれだけ費用がかかるか心配という方も多いことでしょう。5~10万円程度の格安価格で請け負う業者も存在します。ですが、料金が安い業者だと、あらかじめ決められたフォーマットを流用してテキストや画像を入れ替えるだけで動画を作ることも多く、クライアントのイメージに合った動画を制作することは難しいと言えます。

クオリティにこだわらなければ10万円程度で動画を制作することも可能ですが、作るのは自社のPRのための動画です。商品やブランド、会社のイメージに関わってくる重要なものなのですから、クオリティにはこだわりたいところです。プレート型の動画やスライドショーレベルの動画から脱却して、オリジナル要素を出して制作する場合には、内容にもよりますが最低でも30万円、またハイクオリティなものであれば150万円程度がエントリー価格となってくるでしょう。

制作の過程ごとに様々なスタッフが関わる

shutterstock_1017804247では、一体、動画制作では何にお金がかかるのでしょうか? 動画制作には、さまざまな過程があります。撮影自体にもお金がかかりますが、撮影した映像素材だけでは、動画はできあがりません。編集して、テロップを入れたり、BGMなどの音声を入れたりして完成するのです。そのすべての過程ごとにスタッフが関わり、当然ながら人件費などの費用が発生します。

たとえば、動画の内容によってはカメラマンは1人ではなく、複数必要になることがあります。カメラマンが2人になれば、カメラマンに払うギャラも2倍になります。基本的にカメラはカメラマンが用意することが多いのですが、複数のカメラを使うために何台かレンタルすることになった場合は、その分の費用も発生します。

撮影時間が長くなった場合も、制作費は高くなります。たとえば、スタジオを借りて撮影する場合、撮影時間が延びれば、その分、スタジオの使用料が高くなります。撮影時間や日数が長くなると、関わっているスタッフの人件費も高くなります。

動画内に出演者がいた場合、そのギャラも必要となります。いわゆるエキストラであれば5000円程度でキャスティングすることが可能ですが、役者やモデルとなるとケタが変わってきます。また、出演者の衣装やメイクは、出演者の自前であればお金が発生しませんが、動画のイメージに合ったものにするためには、やはり衣装やメイクが必要となり、そのための費用が発生します。

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動画にナレーションを入れる場合では、ナレーション台本の制作、ナレーターのギャラ、録音などで費用が発生します。BGMも著作権フリーのものを使用すれば、ものによっては無料で済ませられますが、動画のイメージに合ったオリジナルのものを使用すると、当然お金がかかってきます。

プロなら制作費を抑えるポイントが分かる

このように動画制作では、様々な面でお金が必要となります。ですが、裏を返すと動画制作のプロは「どこにお金がかかるのか」「なぜお金がかかるのか」を把握しているので、「このポイントを省けば、制作費を抑えられる」という判断をすることができます。

たとえば、ロケ場所の関係で撮影に2日かかって予算がオーバーしてしまうケースでは、「撮影するシチュエーションに修正を加えて撮影日を1日にして、予算内に収める」などといった対応が可能です。

予算内でクライアントのイメージに添った、最大限のクオリティの動画を作れるという点が、動画制作会社に依頼した際の大きなメリットなのです。

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