【面接で評価するポイントは?】若手社員4名と当時の面接担当者でぶっちゃけトーク

2023年07月24日(月) KMCgroupとは?

入社するために必ず通る関門が「面接」。求職者と採用担当者が互いの理解を深め、その企業にマッチしているのかを判断するための場と言えます。PR業界の新卒面接ではよく出てくる「『PR』と『広告』の違いは?」という質問も、求職者の業界理解を確認するために聞かれること。KMCgroupの面接では面接官とどんなやり取りがあり、どのような雰囲気で進められていくのでしょうか。

今回は、2022年・2023年に入社し、現在KMCgroupで働く4名の社員と、当時の面接担当者それぞれに、「面接でどんなところ意識して臨んでいた?」「面接を行う学生のどの部分を評価していた?」など、リアルな話をいろいろと聞いてきました。

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【2022年入社】五十嵐さん・道中さん

-まずは、2022年入社の五十嵐さん・道中さんに話を聞いていきます。五十嵐さんは当時の面接の様子を覚えていますか?

鮮明に覚えています!(笑)。KMCgroupの面接は、他社に比べてフレンドリーに対応してくださったからこそ、私もより本音でお話しできた記憶があります。ネットでよく見るテンプレ質問だけではなく、私自身のことを知ろうとしてくださっているのが伝わり、嬉しかったです。

私も五十嵐さんのことはよく印象に残っています。本当に緊張しているの?と驚いてしまうほど落ち着きがあり、笑顔が素敵でした。「面接する」というよりも初めてお会いする人と楽しく会話するような感覚で、終わった後「楽しかった!」と素直に感じたのを今でも覚えています。

-面接対策において意外と悩むのが、求職者から採用担当者に向けて質問を行う「逆質問」の内容です。五十嵐さんは面接でどのような逆質問をしましたか?

まず、PRチームの体制をお聞きしました。PR会社は専門ジャンルに強い会社や、決まったチームで常に業務を行う会社など千差万別。KMCgroupではどのような体制を取っているのか知りたかったんです。その質問をきっかけに、社内で横断的に案件に携われることや、マネジメントチームを組みながらも社内の様々な人と関わり合いながら仕事ができることを伺い、より魅力的に感じました。

あとは、求めている人物像。これは自分の価値観やビジョンと、KMCgroupの企業理念や目指す方向がどれだけマッチしているのかを知るためです。「私は○○な人間ですが、御社はどのような人物を求めているのでしょうか?」というように、自分の考えを伝えつつ、逆質問をする形をとりました。

志望度を高く持ちながらも、面接で自分とのマッチ度をしっかり確かめていた五十嵐さんには、面接をする中でも一緒に働くイメージがすぐに湧きました。PRは大変なことも多いですが、不安やその先のやりがいを一緒に共有できると直感で理解しました。責任感も強いので、数年後にチームを率いるイメージもばっちりできましたね。

-同じく2022年入社の道中さんは、大学でメディアコミュニケーション学を学んでいたとお聞きしました。面接ではどんなことをお話ししたのでしょうか?

卒論で研究していた“テレビ番組におけるテロップが視聴者へ与えている影響”についてや、部活で行っていた動画制作・イベント運営についてお話ししました。大学生活ではメディアに関わった勉強や取り組みが多かったので、自分の好きなことと学んできたことは嘘偽りなく伝えたいと思い、面接に挑んでいた記憶があります。学生時代の実績として数字や成果だけを求める会社もある中で、過程や経験にも目を向けてくださっているのは、面接を受けていて感じました。

私も道中さんとお話しした中で、卒論のエピソードは印象に残っています。テレビを見る習慣があるのはもちろん、テレビを見た視聴者がそれをどう捉えているかなど“見せ方”を分析している経験は、PRにも活かせそうだなと感じました。

私自身、ビジネスの中での見せ方をプランニングしていくことに興味を持っていたので、当初から広告業界を志望していました。その中でどのような人になっていたいかと考えた時に、誰かの気持ちを汲み取って寄り添う支える立場として働きたいなと。PRプランナーは、まさにお客様のパートナーになれる仕事。他社に比べても様々なジャンルのお客様とやり取りができるKMCgroupで、夢の実現に向けて挑戦したいと思ったんです。

その想いの強さが採用を決めた理由の1つでもあります。私たちの仕事はお客様に誠実に向き合い、成果を出し続ける必要があります。不誠実な人は社内外どちらからもすぐに見抜かれますからね。誠実さを持って接する心構えがある道中さんとぜひ一緒に仕事をしたいと思いました。

普段の控え目な雰囲気の裏に、すでにリーダーの資質を垣間見る場面も多々あるので、これからさらに経験値を高めて、ゆくゆくはチームを作り、また新たな側面からPRの仕事の楽しさを感じてもらいたいです!

【2023年入社】湯原さん・中村さん

-次に、2023年入社の湯原さん・中村さんにも話を聞いていきましょう。湯原さんは面接に向けてどのような準備をしていましたか?

私は、KMCgroupに入るまで広告は日常生活で見る程度で、PRを知ったのも就活を始めてからでした。そのため、PRの仕事をもっと具体的に知りたいと思い、面接前には仕事内容に関する質問を2つほど考えてから臨みました。意識したのは、お話しする中で浮かんだ疑問は、臆さずしっかりと質問すること。最終面接では、「これまでの面接で聞いた内容+αのPR業界の知識」を自分なりに解釈し、説明できるように準備していました。

面接はみなさん緊張されますし、いろいろと準備して挑んでくださります。もちろん湯原さんも同様ですが、そんな中でも飾らずに実体験を話してくれたのが好印象でした。特にPRは、ファクト重視でロジカルに話し、「この人の言っていることは正しいんだな」と感じてもらえる話術が求められますが、それと同じくらい親しみやすい雰囲気も大切だと思うので、その点で非常に好印象を持ちました。

-一方、中村さんはかなり緊張されていたという噂を聞きました。これから面接を受ける方々にアドバイスをお願いします!

とても緊張していましたね(笑)。ただ、面接官が私の話をしっかり聞いてくださっているのがすごく伝わって来たので、会話を重ねていくうちに緊張は薄れていきました。緊張する中でも「暗い印象にならないこと」「質問されたことに素直に答えること」は特に意識していたと思います。悩んでいるときは考えている素振りを隠さないようにしたり、笑うときは大きく笑ったり…正解かはわからないですが、少し大げさなくらいに手振りがあってもいいんじゃないかなと思います。

そんなに緊張されていたとは初耳です!中村さんは、文章を書くのが好きで、大学はマスコミ系学部へ行っていたんですよね。新聞を読む習慣があると話していたのが好印象でした。PRは幅広いメディアを意識的に見る必要がありますが、よくあるのが「SNSは見るけどマスメディアはあまり見ない」という人。テレビ・新聞・雑誌など普段の生活において幅広いメディアの視聴習慣がある人には「いいね(親指)」を押したくなります(笑)。

中村さんには今後も、自分から知識を身に着ける努力を惜しまず、持ち前の負けず嫌いを十分発揮しながら、お客様に信頼され、最前線で活躍するPRパーソンになってほしいです。

―――――PRは、コミュニケーション能力、共感力、企画力、プレゼン力……と、いろいろな能力が求められる職種。この業界に入ると、入社前には想像もしなかったような苦労や大変さを感じる場面が、誰しも少なからず訪れると思います。しかし、お客様(クライアント企業)の商品やサービスをメディアに取り上げてもらい、それを見た読者や視聴者の反応を感じたり、お客様から喜びの言葉をいただいたりした時の嬉しさは想像以上です。

KMCgroupへ入社した皆さんには、PRの仕事を楽しみながら、それぞれの野望や想いを持って切磋琢磨し、活躍していくことを期待しています!

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