コーポレートPRによる認知拡大に成功し通販事業にも好影響|株式会社ランクアップ様

最終更新日: 2022年10月20日(木) 事例紹介

マナラ化粧品を手掛ける株式会社ランクアップは、「たった一人の悩みを解決することで、世界中の人たちの幸せに貢献する」をモットーに掲げる通信販売の化粧品会社です。同社が、広報PRにおいてどんな課題を抱え、解決していったのか、代表取締役の岩崎裕美子氏にお話を伺いました。

御社のビジネスについて、教えてください。

この会社を立ち上げる以前の私は広告代理店でハードに働いていて、健康を省みることもなく、気付けば肌もボロボロの状態でした。とにかく自分の肌を綺麗にしたくて「自分が本当に納得できる化粧品を作りたい」という情熱だけで独立し、採算度外視で本当に自分の悩みを解決できる製品の開発を始めたのです。

化粧品ブランドMANARA(マナラ)等を展開

情熱を懸けて理想を追求する姿勢はいまも変わりません。流行っているものや、売れそうなものを作るのではなく、自分たちが本当に欲しい製品を作ることを貫いて製品開発を続けています。

広報PRを意識するようになったきっかけは?

前職はブラックな働き方の会社であったため、女性社員が長く働くことはできませんでした。そこで私は、この会社では、女性が結婚や出産などのライフイベントを迎えても活躍をあきらめなくていい会社を作りたくて、子育て支援のため「病児ベビーシッター制度(子どもが急に熱を出すなどした時に、1日約2万円のシッター料金を300円自己負担するだけで利用できる制度)」などを導入したのです。このような福利厚生制度のおかげで、結果として復職率100パーセントを実現することができました。

株式会社ランクアップ代表取締役 岩崎裕美子氏

そんな時、あるママ社員が「ママ社員が働きやすい会社であることを世の中に打ち出すべきです。広報部を作りませんか?」と提案してくれたことがきっかけで、広報活動をはじめることにしました。

広報活動のスタートは順調でしたか?

その後、東京都が認定する「東京ライフ・ワーク・バランス認定企業」に当社が選ばれたのを機に、取材依頼が増え、メディアを通じ弊社が「子育てを応援している企業」としての認知度が上がったことは採用に大きなメリットがありました。また、このような取材の記事を読んだことがきっかけで、製品に興味を持ってくださるお客様が増えたことも嬉しい結果となりました。取材獲得は、広報部を立ち上げたと同時に探したPR会社さんに担当していただきました。

銀座にあるランクアップ本社の様子

広報PRによる売上と採用へのプラス効果を感じられたのですね。

しかし、同じ内容で何年も取材されることは難しく、取材件数に伸び悩む時期もありました。そこで私たちは、もっと能動的に動きたいと思い、自分たちで広報部を内製化することを目指しました。早速、PRを教えてくれる会社に相談し、自分たちでもメディアにアプローチする方法に変えてみたところ、さらに取材獲得が難しくなってしまったのです。PR会社からレクチャーを受けて、自分たちでメディアの編集部にひたすら電話したり、訪問する手法を採用したのですが、メディアとのリレーションを1から作るのは想像以上に難しく、なかなか結果は出ませんでした。1年で心が折れてしまいましたね。

そこでKMCgroupを選んでくださった理由をお聞かせください。

さすがに広報をすべて内製化するのは難しいので、できれば一緒に話し合いながら広報活動を進められるような、私たち自身も発案できて、これからどんな方向に進んでいくべきか、そういったこの先の戦略も一緒に考えてくれるようなPR会社がないかなと思って探していた時に、知人から紹介されたのがKMCだったんです。最初はどんな会社なのかわからなかったんですが、いろいろお話を伺ってみたら実績も豊富で。

信頼できる知人からの紹介でKMCとの取引を開始

紹介してくれた方からは「KMCさんはとにかくアイデアがすごいから。」「ぜひKMCの園部さんを担当に付けてもらいなさい。」とアドバイスされました。信頼できる方からの紹介だったこともあり、安心してお願いすることができました。

具体的にメディアから反響が大きかったKMCのアイデアとは、どんなものでしたか?

KMCから入社式をこんな形でやってみないかという提案があり、弊社の入社式をテレビの情報番組で取り上げてもらえることになったんです。化粧品メーカーである弊社ならではの入社式として、入社する社員に先輩社員が門出の意味も込めてメイクを施してあげるという内容でした。実際に放送された内容は「こんな会社に入社できたらいいな」と思えるような、そんな理想的な露出となりました。それに加えて、このときは製品も含めてメディアに取り上げられたので、ご覧いただいたお客様からもとても大きな反響をいただきました。

地上波テレビ番組にも取材された入社式の様子

入社式は年に1度ですし、紹介されるのは全国でわずか3社程度にすぎません。そんな競争率の高い取材に選ばれるなんて、一生無理だと思っていたので、本当に嬉しかったですね。KMCさんのアイデアには、メディア側の感覚がベースにあるので、私たちが取材して欲しい内容をどうすれば、メディアが興味を持ってくれるのか? そこを徹底的に考えて提案していただいています。

コーポレートPRで成功されていますね。

本来は、PRしていきたいのは製品です。ブランドストーリーやプロダクトを知ってもらいたい。しかし何年もPR活動をしてみて、わかったのは化粧品は取材獲得のハードルが高いことでした。製品そのものの取材が難しいのであれば、「会社の良さを知ってもらいたい」と思い、企業の取り組みを取材してもらえるようメディアアプローチをしていただいています。その結果、会社の取り組みをご覧になったお客様から、お手紙やお電話で嬉しい感想を頂くことが増え、信頼を深めることができています。

最近はメディア露出と並行して、SNS対応を重視する企業が増えてきています。

私たちの会社では「社員全員インフルエンサー」を目指してSNSの運用も積極的に行っています。社員全員のインスタグラムの総フォロワー数はすでに27万人に達しています。なかにはフォロワー数が1万人以上いる社員も増えてきました。自分たちが普段から本当に気に入って使っている製品を投稿しているので、使い方や好きなポイントなどが具体的に表現されています。又、最近ではTwitterも自分たちで運用をはじめています。

今後の展望をお聞かせください。

今後私たちが目指すのは、熱狂的なファンに支えられる会社になることです。そのためにも、お客様と対面してお会いできる機会を増やしていくつもりです。もっともっとお名前でお呼びできるお客様を増やしたいと思っています。今までもイベントは開催してきましたが、今後は大規模な製品発表イベントなどもやってみたいですね。

製品だけでなく会社を信頼していただくことが目標

もちろん企業の姿勢や社内の取り組みも積極的にPRしていくつもりです。私たちの製品をご愛用いただいているお客様に、どんな会社が、どんな思いで経営しているのかをお知らせすることで、製品だけでなく会社を信頼していただけると思っています。

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