本気で学べる広報! 【PR視点で生かす導入事例】ウワサのお客さま

最終更新日: 2021年12月24日(金) PRのヒント
お客さまこそが、最高の味方になり得ます。

「ユーザーの声」を広報に活用

BtoBマーケティングにおいて自社のサービスを利用するクライアント企業の声。つまり「導入事例」のコンテンツ化は、もはや一丁目一番地。デフォルトで必要な施策といえるでしょう。

単なる新規リード獲得のみならず受注率の最大化や認知拡大など、あらゆるメリットがあり最終意思決定においても重要な判断材料になるため、優先的に実施すべき施策であることは言うまでもありません。

他方で、これを広報視点で考えてみるとPR施策としてパブリシティ獲得はもちろん社員のモチベーション喚起や会社へのロイヤルティ向上等、起爆剤に成りうる施策といえるでしょう。

そこで今回は、【PR視点で生かす導入事例!ウワサのお客さま】と題し、広報担当者が学んでおくべき「ユーザーの声」の活用法を紹介していきたいと思います。

ウワサのお客さま

さて、突然ですがフジテレビ系列で2019年10月25日から毎週金曜日 21:00 – 21:58(JST)に放送されているバラエティ『ウワサのお客様』という番組をご存じでしょうか。

この番組では毎回、日本の様々なチェーン店の情報を収集しその店を愛してやまないごひいきさん(お客様)を潜入調査。さらに、そのお客様視点で語られるとっておきのお店の裏情報を紹介。といったプログラムになっており、まさにこの企画の根幹は「ユーザーの声」であり「導入事例」の骨格をしています。

メディアの特性

ところで、番組に「お客様の声」を取り入れたがるのはこのバラエティに限りません。暴動であれ朝夕の帯の情報番組も同じ。メディアの特性として特にテレビがある企業の商品やサービスを紹介する時、ユーザーの声をインタビューとして求める傾向があります。それは公平性を担保するため。つまり第三者の声を反映させる必要があるからです。

広報経験が長くテレビの取材を受けたことがある方ならお分かりいただけるはずです。「御社のユーザーをインタビューしたいのでどなたか紹介していただけることはできます?」そんな依頼を受けた経験があるハズです。

あるいは、お得意様を紹介できなかったことで、せっかくのオファがあった番組の取材自体が流れ苦々しい思いをされたこともあるのではないでしょうか。

お得意様を常に確保

つまり優秀な広報ならBtoB、BtoC、CtoCに関わらずユーザーとの良好な関係を築き、メディアの取材が入った際は速やかに紹介できる体制を構築しておく必要があります。とはいえ大手メーカーなど業種によってはなかなかエンドユーザーとの接点がありません。具体的にどんな方法があるのでしょうか。軽く紹介したいと思います。

SNS運用

これは企業のオフィシャルとは別に広報が個人で運用すべきです。距離感という意味においてもエンゲージを高めるためにも個人のアカウントの方が自社のユーザーと関係を深めやすいのは言うまでもありません。またフォロワーを増やすことが目的ではないので業務的に支障をきたすこともそうないはずです。

アンバサダー制度の導入

簡易的なもので構いません。より強固なファンを組織化する手段としてユーザーを権威づけしてあげることで、それ自体がインセンティブとして機能。簡易的なもので構わないのでアンバサダー制度などを導入するのも良い手段です。これもSNS等でのつぶやき回数などで貢献度をはかり認定してあげるのも良いでしょう。

購入者が集まるイベントを定期開催

「試食会」や「体験会」「新作発表イベント」など、ユーザーを一同に集められるイベントを開催するのも良いでしょう。もちろんユーザーと接点を持つ為だけに開催となるとコスト的に合わないと思われるかもしれませんが、プレスイベントの一部の時間をファンに開放する、という方法も考えられます。

もちろんその場で「今後、取材に協力してもらえるか」アンケートを実施。定期的にノベルティやサンプル等を送付するなどすることで密な関係を構築できるハズです。

この際、取材OK・NGのラインをきちんと把握しておくこと。年齢、氏名、家族構成。さらには実名公開や顔出しはOKか。家族も一緒に取材を受けられるか。そして何よりキャラクターを把握しておくことです。当然、口下手より明るく健康的なキャラクターを最優先するのは言うまでもないでしょう。

さらに番組取材でこうしたインタビューに謝礼が出る事などありません。企業にとってはむしろ莫大な広告効果が期待できるので問題ありませんがよっぽどミーハーな方でない限り、メリットはそうありません。協力してくれた方への報酬は企業が肩代わりし、きちんとお支払いしましょう。

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