【BtoB広報のセオリー】意外にも成功率が高い⁉取材獲得のバネになる”おすすめ施策”とは
企業にとって、認知は売上や信頼につながる大切な要素です。これはBtoC企業だけでなく、BtoB企業にとってもおなじです。認知拡大の手段として、有力メディアでの露出を獲得したいと考えるのは、多くの広報担当者の共通認識でしょう。
しかし、BtoC企業が展開するPR施策を同じように実施できるとは限りません。そこで今回はBtoB企業にも汎用性の高いPRのアイデアをご紹介します。
BtoB広報は難しい?
BtoBの広報活動は難しいと思われがち。実際に、BtoB企業の広報担当者にヒアリングをすると、以下のような課題が上がってきます。
・新しい情報がなく発信の頻度が少ない
・社内での存在感が弱くなりがち
その中でも「発信しても取り上げてもらえない」というお悩みは、大半の担当者に共通です。
このお悩みに繋がる要因には、無形商材で画が撮れないことや一般消費者との関わりをイメージしにくいというメディア側の事情があります。また、取材機会がないという状況も重なると、さらに取り上げにくい存在となってしまうのです。
これらを解決するために、最適な施策が「プレス発表会」です。
BtoB広報こそ発表会!
発表会といえば、新商品発売などBtoC企業が実施するイメージがあるかもしれませんが、BtoB商材にも応用が可能です。また、新しい情報でなくとも、しっかりと組み立てれば既存の情報でもメディアにバリューがある形で実施することができ、情報の隙間を埋めることにも繋がります。
まず、プレス発表会がおすすめな理由としては、担当者が話す様子や直接質問できる機会ができるため、前述の「画がない」「取材機会がない」という課題を解決できます。また、一気にメディアを集めて発信することで話題になっている印象も醸成することができるのです。
<実際に発表会を実施したBtoB企業の声も公開中!>
【株式会社エデンレッドジャパン】福利厚生サービスの活用を広めるためのプレス発表会から商談へも効果を実感
エデンレッドジャパン様の場合は、福利厚生サービスを提供しているため、賃上げの話題に注目が集まる2月に発表会を実施。時事性の高い情報をふまえ、発表会だけでなく、報道をみたメディアからも取材申し込みが続く”報道連鎖”に繋がりました。
このように、発表会は取材機会として最適ですが、闇雲に実施しても効果は得られません。どんな企業として発信するのか、時事性や新しさなどメディアにとってのバリューはあるのか、しっかりと組み立てる必要があります。プレス発表会については他の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください!
マーケティング向けのコンテンツも広報に活かせる
メディア露出獲得に繋がる画づくりや取材機会として、発表会実施の効果をお伝えしてきました。しかし、広報として大切なことはメディア露出の獲得だけでなく、認知の拡大や企業イメージの醸成です。そのため、マーケティングコンテンツにも広報視点を取り入れることがおすすめです。
例えば、導入事例を公開すれば、自社発信の実績だけでなく多角的な結果を見せることができます。さらに、デザインやメッセージを統一したコンテンツを作れば、印象に残るきっかけとなります。
BtoB企業の広報活動には難しい面が多いですが、一度、プレス発表会やコンテンツの開発に挑戦してみませんか?