PRのチャンスを逃さず『プレス発表会』を実施したにしたことで大量のメディア露出の獲得に成功|株式会社カナメ
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株式会社カナメ様は、創業から80年以上の歴史を持つ金属屋根の専門メーカーであり、施工会社です。
浅草・浅草寺の仲見世通り屋根の全面葺き替えをカナメが請け負うこととなり、それをきっかけにカナメの技術力をより多くの人に知ってもらいたいとのことで、KMCがPRのサポートさせていただきました。
今回はそんな株式会社カナメ様のPRを、KMCがどのように成功に導いたか、同社の広報担当者様にお話を伺いました。

貴社の事業内容を教えてください。
金属屋根と太陽光を主軸に、建築分野で幅広い事業を展開しています。大型施設や公共建築物を手掛けるルーフ事業部、住宅の屋根や外壁リフォームを担うリフォーム事業部、太陽光発電システムの販売・施工を行うソーラー事業部、さらに神社仏閣の屋根改修や新築を行う寺社事業部など、複数の専門部門を有しています。

浅草寺様の屋根の全面葺き替えに使用したチタン屋根は、6年かけて開発したもので軽量で地震に強く、メンテナンスフリーという特長を持つ製品です。長期的にはコスト効率が高いことから、多くの神社仏閣からの支持を得ています。

広報・PRにおいて、どのような課題や背景があったのでしょうか?
弊社は80年の歴史を持ちながらも、PR活動は一貫して社内で行ってきました。しかし、浅草寺様の仲見世通りの屋根全面葺き替えという大規模なプロジェクトを機に、メディア露出を最大化させたいと思い、外部のPR会社に依頼することにしました。
そもそも外部パートナーに依頼すること自体が新しい挑戦だったので、社内から不安の声も結構ありました。また、2月中旬にPR会社を選定し、3月初旬に工事完了、ほぼ同日にプレス発表会という極めてタイトなスケジュールも大きな課題でした。
なぜKMCに依頼しようと考えたのですか?

最も信頼できる提案と、素早い対応をしてくれたからです。PR会社の選定を開始した時点で、すでにタイトなスケジュールだったので他社さんからは『このスケジュールでは難しい』とその時点で断られてしまうこともありました。でも工事は着実に進んでおり、せっかくのPRのチャンスを逃してしまうのではという焦りと不安がありました。
そんな中でKMCさんからは即座に『やりましょう』と前向きな返事をいただき、不安だらけの状況で、誰よりも前向きに対応してくださいました。特に印象的だったのは、契約前の商談の時点で開催にあたっての具体的なアドバイスや、工程を提示してくれたことでした。そして『カナメのチタン屋根を訴求したい』というブランディング戦略に対する理解度の高さ。KMCさんは、私たちが抱えていた課題を的確に理解し、実行計画を提案してくれました。そのスピード感と前向きな姿勢が、KMCさんを選ぶ決め手となりました。
KMCと一緒に進めた施策の中で印象に残っていることはありますか?
特に印象的だったのは、開催の2営業日前の日程変更ですかね。もともと開催予定日だった日に降雪予報が。時間も余裕もないのでこのまま開催でもいいのでは?と思っていましたが、開催日を2日延期する判断を下されました。
正直、社内からは本当に大丈夫か?との声も少なくはありませんでした。しかしKMCさんから『雪の情報でニュース枠が埋まってしまうだけでなく、一番の見せ場である仲見世屋根の足場からの現場撮影ができなくなってしまうので、日程変更をしたほうが良い』と提案され、日時変更に踏み切りました。
その結果、当日はテレビ局や通信社、そして新聞、WEB媒体など数多くの取材お申込みをいただくことができました。

KMCに依頼するにあたり、何か不安や懸念はありましたか?
正直なところ、PR会社を使うこと自体に不安がありました。これまで自社で内製してきたため、外部の力を借りること自体が初めてで『本当にうまくいくのか?』『外部の提案をどこまで受け入れるべきか?』という心配がありました。しかし、KMCさんはその不安に対して、一貫して信頼できる姿勢で取り組んでいただき、懸念は解消されました。
不安になった時、連絡するといつも誰かしらチームの方が真摯に対応してくださり、安心したのを覚えています。
今回のプレス発表会でどのような成果が得られましたか?
テレビや新聞など多くのマスメディアにカナメの金属屋根を報道いただけました。お客様からテレビや新聞を見たという声をかけていただき、特に南海トラフなど今後想定される自然災害に不安を感じているお客様から、カナメへの関心が高まったのを感じています。

今後の広報活動や展開について、どのような展望をお持ちですか?
今後は、弊社の一番の特徴でもある『チタン屋根』のブランド戦略をさらに強化し、西日本市場への本格参入を進める予定です。特に、西日本における、金属屋根の認知度を高めていきたいと考えています。
また、変化する環境や災害の対策として軽量屋根の安全性を訴求し、観光客が多く訪れる社寺や公共施設などへの防災面でのアピールも積極的に展開していきたいですね。PR活動を継続的に行い、長期的なブランド価値の向上を目指し、さらに多くの顧客にアプローチできるようにしていきたいです。
