【PRカレンダー】2025年7月におさえたいPRトピックス
目次

季節の話題や、いま注目を集めているニュースのトピックスをまとめたKMCの「PRカレンダー」7月編!
7月は気温が本格的に上昇し、暑さが本格化する時期です。夏休みや七夕、海の日などのイベントが始まる中、毎年話題になる紫外線や熱中症対策など身を守るためのPR施策を仕掛けることも効果的なタイミングです。
企業の取り組みを社会的文脈と結びつけ、メディアバリューを最大化した好事例などをご紹介します。
■01.「熱中症対策×社会課題」の文脈でパブリシティを獲得
事例:アサヒ飲料「からだ想いの補水生活」キャンペーン
教育機関(小学校5,000校)を対象とした熱中症啓発の冊子配布が功を奏し、ひと涼みアワード2021の「企画・アイデア部門」において最優秀賞を受賞。その中でも特に優秀だった企業に送られる「トップランナー賞」も同時に受賞し、W受賞に至る。
https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2021/pick_0528.html
・商品にネッククーラーを添えて、店頭販促×社会性訴求のクロス施策。
・ひと涼みアワードW受賞という第三者評価が露出を後押し。
▶【PRポイント】
BtoCだけでなく教育・行政との連携を打ち出すことで、社会的関心を喚起。教育新聞・地上波情報番組・地域紙など生活密着枠での掲載が狙える構成です。
■02.「目の紫外線対策」―将来の白内障リスクから子どもを守るための取り組み
事例:眼鏡市場「紫外線対策サングラス事業戦略発表会」
紫外線が年々強くなり、目の健康への影響が注目されています。特に、大人より目への影響を受けやすい子どもや屋外活動が多い人は、紫外線対策が必要不可欠です。
https://kufura.jp/beauty_health/health/643689
・紫外線対策の必要性を訴えるメディア向け発表会で専門家の先生より紫外線が目に与える影響を解説。
・サングラス商品の実演を実施し、機能性の高さを可視化。
▶【PRポイント】
紫外線対策など健康を守る対策が必要な時期に合わせ、身体への影響と予防策をふまえた発信が重要に。
■03. ひんやり=映える×SDGsでシーズナルとトレンドをキャッチ
事例:東京ミッドタウン「エコ風車ひんやりスポット」
不要なクリアファイルを活用したエコかざぐるまの設置。
https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/jp/event/6664
・「夏らしさ」が一目でわかる画映えのするアイテムに加え、SDGs要素でメディアが報道する意義もプラス。
▶【PRポイント】
フォトジェニックな見た目と、リサイクル素材というサステナ要素がメディア映えする組み合わせ。館内施設・百貨店などの販促にも応用可能。
■04. 七夕=ロビー活用×浴衣で「日本らしさ」訴求
事例:ロイヤルパークホテル 七夕フェア「夏星の祭典」
世界的照明デザイナー監修の天の川シャンデリアを展示。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000568.000039557.html
・浴衣付き宿泊プランで「非日常体験」を提供。
▶【PRポイント】
インバウンド・ホテル観光枠でのPRにも有効。
地方自治体×宿泊施設のコラボでも応用できる。
■05. 「海の日」活用!既存イベントを“記念日訴求”で強化
事例:磯丸水産「磯丸夏祭り」(7/15海の日開始)
タイトルに「今年もやります」と恒例であることを明記。
・海鮮×海の日×夏祭りという親和性の高いキーワードでメディアも企画にしやすい。
▶【PRポイント】
グルメネタや記念日ネタは媒体側が記事にしやすいシーズンイベントを告知する文面としても活用できる。
■06. 「夏バテ×食欲減退」―“食べられない夏”に応える提案
事例:コンビニ×冷やし茶漬けの新提案
某大手コンビニが「冷やし茶漬け」や「冷製スープごはん」を夏季限定で発売。
・“食欲がない時でも食べやすい”という夏バテ対策グルメ提案として報道。
▶【PRポイント】
「簡単・時短・のど越し」がキーワードの夏バテ食のマーケットは注目度が高い。管理栄養士の監修や、夏バテと熱中症の違いなどエビデンスを含めると情報番組枠での特集企画にもフィット。
■07. 「睡眠×夏バテ予防」―快眠アイテムと組み合わせる夏の睡眠訴求
事例:家具・家電ブランドが「夏の快眠キャンペーン」実施
就寝時の暑さが夏バテの一因であることに着目。
・通気性素材の寝具・冷感マット・音や光の遮断グッズなどを「睡眠の質向上=夏バテ予防グッズ」の切り口で展開。
▶【PRポイント】
睡眠関連は夏の身体に関する特集で毎年取り上げられる鉄板ネタ。空調メーカーや寝具ブランド、アプリなど異業種コラボで広げやすい。睡眠専門家や医師の監修など第三者の見解を加えることで、信頼性も強化。
★今後の広報戦略に生かせる3つの要点
①季節性×社会性(教育・行政・環境)で報道価値を持たせる
②視覚的インパクト+体験価値でメディア露出を狙う
③記念日や恒例のイベントは“タイトルのつけ方”で差をつける
■時事性のあるトピックスに合わせて効果的な発信を!
季節や時事性のあるトピックスに合わせることで、より露出が期待できる効果的な情報発信に繋がります。今後も月ごとに注目の集まりそうなトピックスを発信していくのでお楽しみに!