イベントへのメディア誘致によってコンテンツの認知を拡大|FOD

最終更新日: 2025年12月19日(金) 事例紹介

FOD(エフ・オー・ディー)は、150万人以上の有料会員数を持つ、国内有数の動画配信サービスです。ドラマ、映画、スポーツなど幅広いジャンルのコンテンツを提供しており、テレビ地上波の見逃し配信にとどまらず、FODだけで見られるオリジナル番組を多数展開しています。KMCはそんなFOD様のPR活動をお手伝いしています。今回はKMCにPRをご依頼いただいたきっかけや、PRイベントの裏側について、FODの広報担当者様にお話を伺いました。

FODの事業について教えていただけますか?

2005年立ち上げの、オンデマンド配信サービスです。各種の人気ドラマ、バラエティ番組、アニメ、映画、海外コンテンツを視聴いただけるほか、最新の雑誌も読み放題、対象の映画館でお得に鑑賞できる特典など、定額で多様なコンテンツを利用者様に提供しています。

FODは日本を代表する動画配信サービスのひとつ。

2年ほど前からPRにも力を入れ始めました。より多くの方々にFODをご利用いただくために、FODでしか見られないオリジナル番組など独占タイトルを増やしています。FODの魅力を知っていただくためには、そうしたコンテンツ作りと並行して、PR活動も重要だと考えています

KMCにPRを依頼されたきっかけは何ですか?

FODのPR活動では、独自コンテンツをフックに、ドラマの完成披露試写会などのイベント形式を採用することがありますが、大規模イベントを成功させるための社内リソースには限界があるため、スポットでPR活動を依頼できる外部パートナーを探すことにしました。KMCさんはこちらの相談に対し、的確・迅速に応じてくださり、その対応に信頼を感じたため、依頼を決めました。

実際にKMCのサービスを利用していかがでしたか?

ドラマの試写会は一般ファンも参加する大規模なイベントとなる。

FODオリジナルドラマ『ゲート・オン・ザ・ホライズン〜GOTH〜』の完成披露試写会では、会場選定においてスピーディーに、かつイメージに近い会場を提案していただいた点が印象に残っています。このイベントにはとりわけ若年層に人気のある歌手が出演するということで、スタイリッシュな会場を求めていました。

ドラマを企画し主題歌の作詞も手掛けたSKY-HI氏らが登壇すると場内には大きな歓声が響いた。

それに加えて映像設備や控室など、要求される条件が多岐にわたっていたのですが、KMCさんはそのニーズにピッタリ合う会場をスピーディに提案してくれたため、出演者さんやメディア関係者様にも非常に満足していただけました。とても心強かったですよ。このイベントを通して、イベントにおける会場選定の重要性を再認識しました。

『ゲート・オン・ザ・ホライズン〜GOTH〜』の監督を務めた堤幸彦氏。

PRの成果はいかがでしたか?

大きな成果を感じました。KMCさんは大手メディアだけでなく、中小のWEBメディアにも丁寧にアプローチをしてくれました。大規模な会場でしたから、空席が目立つような事態になることを恐れていましたが、杞憂でしたね。満足できる形でのメディア露出を獲得できました。

ほか印象に残っていることをおしえてください

プロ野球の始球式にメディアを誘致しての話題化。

FODでは、プロ野球チーム「東京ヤクルトスワローズ」の2025年のホームゲーム全試合を生配信・見逃し配信しており、7月には試合スポンサーも務めました。FOD冠試合「応燕はFODで!ナイター」として、女優の菅井友香さんによる始球式イベントを開催して、このPRもKMCさんに依頼しました。
球場内のどこで記者会見を実施するか、直前まで決定しないなど変動要素が多い中、密に連絡を取りながら調整してくださり、その対応にはとても助けられました。

プレスリリースの配信がイベント直前だったにもかかわらず、KMCさんがコネクションを駆使してメディアへのアプローチを進めてくれた点が非常に印象に残っています。そして当日は、想定よりもはるかに多くのメディアが参加し、実況中継でそのメディアの多さが言及されるほどの大盛況となりました。

菅井友香さんはカンテレとFODによる共同制作ドラマ『ロンダリング』にも出演。

菅井さんにも、多くのメディアが参加したことに喜んでいただけたんです。嬉しい成果です。
KMCさんが粘り強くメディアにプッシュしてくださったことで、PRイベントでこれだけの露出が実現できるんだと驚き、今後の可能性が大きく広がったと実感しています。

今後の広報活動や展開について、どのような展望をお持ちですか?

FODは会員数が順調に伸びており、これからも認知度向上を目指してさらに魅力的なコンテンツの開発、そしてPRにも取り組んでいきます。「動画配信といえばFOD」と思い浮かべてもらえるようになりたいですね。今後はリアルイベントなどを通じて、さまざまな人々との接点を増やしていきます。マーケティング強化の一環としてPR施策を継続し、より多くの方にFODを楽しんでもらえるよう努めてまいります。

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