需要急増中の「動画制作」や「オンライン配信」も!元ディレクターが作る動画コンテンツ事業

最終更新日: 2022年12月14日(水) プレス発表会

いまや動画による情報収集は当たり前となり、コロナ以降でより一層、動画コンテンツの需要は高まっています。KMCgroupの子会社として動画制作やオンライン配信を一手に担っているのが「フィールドキャスター」です。立ち上げたのは元キー局ディレクター。そんなテレビを熟知した経験豊富なメンバーから生まれたフィールドキャスターは何を強みとし、どのような動画コンテンツを制作しているのでしょうか。事業内容やKMCのPRチームとの関わり、そして動画コンテンツの未来について、フィールドキャスター代表の田中に聞いてみました。

1.元キー局ディレクターが感じた「ニュース動画配信」の可能性

- フィールドキャスターを立ち上げる以前は、どのようなことをやられていたんですか?

田中:大学卒業後、テレビ番組の制作会社に入社し、TBSとフジテレビの夕方のニュース番組を担当していました。かれこれ10年間くらいディレクターをやっていましたね。

日々ニュースを追いかけ、時にはヘリコプターに乗ってリポートしたことも(笑)。また、ニュースだけではなく特集コーナーを担当したこともありました。特にラーメン特集やアイドルの振付師の密着取材は、かなり印象的でした……。

- 政治からエンタメまで、幅広いジャンルを担当されていたんですね。

田中:私が入社する少し前まで、「テレビディレクターは他のスタッフに指示を出す人」というのが基本でした。しかし、入社したあたりからディレクターが1人でカメラを持って取材に行くスタイルができつつあり……こうして振り返ると、現在フィールドキャスターで当たり前となっている、撮影と編集をほぼ1人で行うスタイルは、テレビ局時代の経験のおかげです。

唐突な投げかけにも真剣に考えてくれます

- そんなバリバリのテレビマンだった田中さんが、ニュース動画配信を始めたきっかけは?

田中:2011年の東日本大震災のときでした。私は当時テレビディレクターだったんですが、震災発生から2日後、震災の状況を伝える「ニコ生(ニコニコ生放送)」のアシスタントをすることになったんです。

当時、ニコ生の放送スタッフは3人程度。にもかかわらず、テレビ局と同じレベルの価値ある情報を伝えているのを目の当たりにしました。その瞬間、「これからはWEBの時代が来るな」と感じたんです。WEBは個人でもニュースを届けられる。私1人でも成り立つ事業だからこそ、すぐに始めました。

慌てない性格だと自負する田中さん。自分でも生配信が向いていると感じているそう

2.YouTubeチャンネルの登録者数は35万人!フィールドキャスターの軸となる3つの事業

- 現在フィールドキャスターが展開する3つの事業について、詳しく教えてください。

田中:1つ目は会社設立当初から行っている動画ニュースのメディア事業です。弊社のYouTubeチャンネルの登録者数は35万人を超えました。(チャンネル名「fieldcasterjapan」)社員各々がネタ選びを行い、取材に行き、撮影・編集後、YouTubeやYahoo!等で配信を行っています。まさに0から100までを一手に担う事業です。
2つ目は生配信事業。コロナ禍で世の中全体に配信需要が高まったことを受けて始めました。生配信は比較的新しい事業であるため、明確な参考書がありません。そこで、生配信事業を行う人が集まったFacebookのコミュニティで日々情報を交換し、技術を高め合っています。大変ではありますが、他社と切磋琢磨しスキルアップしていく環境は面白いですよ。

生配信中は配信に支障が出ないよう細かい調整を行っています

3つ目は動画制作。お客様の依頼を受けて、撮影から編集まで行います。KMCの動画制作チームとフィールドキャスターのチームが協力しあいながら進めていることも多いですね。

3.PRチームと連携しながら最善策を追求

- KMCのPRチームと協力しあう場面も社内で見かけますが……?

田中:はい、PRチームともかなり密に関わっています。KMCのお客様である菓子メーカー様のオンライン決算発表会を担当したり、外資系メーカー様の発表会では、海外と会社をつないで生中継を活かしたオンライン配信をしたりしていました。

- 同じオフィスで働き、近い距離感だからこそ提供できるサービスもありそうですね。

田中:まさにそうなんです。通常、私たちのような配信担当者は進行や台本の内容について口を出すことはありません。しかし同じグループ内だと、少しでも疑問が生まれたら細かいところまで進行の状態や理由を聞けますし、時にはこちらから最善策を提案しながら進めることもありますよ。

- せっかくなので、フィールドキャスターと一緒に働いたことがあるPRチームのメンバーにも話を聞いてみました。

フィールドキャスターと業務を共にしていて、どのようなことを感じていますか?

「ついついPR視点で考えてしまう進行や台本ですが、フィールドキャスターはいつも視聴者目線で提案してくれます。見ている人が違和感を持たないためにはどんなものを用意すべきなのか、何を求めているのか、という基本的なことから相談しあえる環境がありがたいです。」

「配信の技術的な質問をその場で解決できるので、生配信で起こりうるミスやトラブルを極限まで減らすことができている実感があります。配信面において完全に信頼しているからこそ、私たちはメディア対応など本来やるべき仕事に集中できています。」

- 私も一緒に業務を行う機会がありますが、フィールドキャスターのみなさんはクリエイティブな方々が集まっているイメージです。

田中:テレビ番組の制作会社出身のメンバーもいれば、未経験で入社し、独学で編集技術をモノにしていったメンバーもいるなど、経歴はバラバラです。編集作業が多いため、各々がクリエイティブに活動していく業務ではあります。だからこそ、「自ら学び自ら試す」を繰り返すことで、1人ひとりの技術を向上させています。

日々、向上心を持ちながらスキルアップを目指すメンバー

- ズバリ、田中さんが思う、フィールドキャスターの1番の強みとは?

田中:1番は、やはりメディアを持っている制作会社であるということ。映像を作るだけでなく、メディアとしても自分たちで世の中に情報を発信できるというのは制作会社として大きいと思います。

4.動画コンテンツは今後どうなっていく……?

- 今は個人でも動画を発信できる時代ですが、今後動画コンテンツはどのように変化していくと思いますか?

田中:物を売る「ライブコマース」が広がっていくと思いますよ! 最近では誰もが知るファストファッションブランドやアウトドアブランドも、ライブコマースによる販売戦略を進めていますよね。現在は相性の良い洋服ブランドが中心となっていますが、今後はまったく異なったジャンルの商材にも活用されるようになるのではないかと期待しています。

撮影の合間に……編集部員からの無茶ぶりにも120%で応えてくれました!

- 最後に、フィールドキャスターの今後の展望について聞かせてください!

田中:今の形に縛られるつもりはありません。弊社の武器である動画事業を存分に生かして、その時代に合ったサービスを世の中に提供し続けていきたいですね。もしかしたら数年後にはライブコマースで物を売る仕事をしているかもしれません(笑)。

――――柔らかい笑顔から垣間見える真剣な表情に、田中さんの柔軟さと動画に対する大きな情熱を感じました。ライブコマースを行うフィールドキャスターの姿が見られるのも、そう遠くないかもしれませんね。

株式会社フィールドキャスター 代表取締役社長 田中政和
早稲田大学卒業後、テレビ番組の制作会社に入社。音楽・情報・報道番組のアシスタントディレクター業務を経験後、報道番組のディレクターに。東日本大震災の報道経験を機に、YouTubeを使った動画ニュースの配信を開始する。これまでアップロードした動画の合計再生回数は2億5000万回以上。現在はフィールドキャスターの代表として、生配信や動画制作など活動の幅を広げている。

PRの相談をする

関連記事