PR utilizing a TV

「テレビ離れ」にも関わらずテレビの影響力が全く衰えない本質的な理由

インターネットの普及とともに、「テレビ離れ」という言葉が聞かれるようになりました。

ところが、依然としてテレビが持つ影響力は他のメディアを圧倒しています。テレビを「オワコン」(終わったコンテンツ)と呼ぶインターネットユーザーの多くは、テレビ番組を話題にリアルタイムで交流し、テレビ番組の情報を取り上げたネットニュースは今日も莫大な閲覧数を稼いでいます。

また、特定の会社や商品がテレビで紹介された直後に公式サイトがダウンしたり、店に大行列ができたり、商品が売り切れるといった現象もよく起こっています。

なぜ、こういったことが起こるのでしょうか?

視聴率だけで測れなくなっているテレビの影響力

例えば、視聴率1%の深夜番組があると仮定しましょう。日本の総人口約1億2,000万人から単純計算すると、視聴者数は120万人ということになります。少なく見積もっても、40万人程度はテレビの画面を見ているのではないでしょうか。

近年では「タイムシフト視聴率」という指標も使われているように、テレビ番組を録画する視聴者がいるほか、テレビ局のオンデマンドサービスを活用して番組視聴をするユーザーも一定数存在します。熱心な視聴者がいる番組は、SNS上でシェアされ、拡散されるという新たなトレンドも生まれています。

「テレビ番組の視聴率が20%を超えることが減った」とも言われていますが、テレビ番組の視聴方法が多様化し、リアルタイムの視聴率だけでは測れなくなっているというわけです。

短時間でそれだけの多くの人に対して一斉に情報を拡散することができることを踏まえると、やはりテレビの訴求力は圧倒的だと言えるのではないでしょうか。仮にテレビ番組で自社の商品が紹介され、それだけ多くの人たちがたった数分間でも注目してくれるのであれば、どれほどのPR効果が得られるかは想像に難くありません。

黙って待っているだけではオファーがやってこない

とはいえ、「テレビに出る」というのは、そう簡単なことではありません。テレビ番組の全国放送ができる局は、ごくわずか。NHK、日本テレビ系列、テレビ朝日系列、TBSテレビ系列、フジテレビ系列、テレビ東京系列の6局に限られており、テレビに出るための戸口がかなり絞られているということになります。これらの放送局は「キー局」と呼ばれており、系列下にある地方の放送局に番組提供もしています。

さらに、テレビの制作チームはいわば、「情報収集と情報編集のプロ集団」です。集められた莫大な情報の中から視聴者に喜ばれる情報を様々な視点から選び分け、限られた時間内に編集してから電波に乗せています。自社製品を取り上げてもらいたいと思っているのであれば、黙って待っているだけでは、チャンスは巡ってこないのです。

とはいえ、じつのところを言えば、テレビへの露出につながる「狭き門」を突破するためのセオリーは確実に存在します。カギを握るのは、「コミュニケーション」と「媒体分析」。というわけで、次回はまず、テレビ番組の分類について解説します。

お見積りやご相談など、
お気軽にお問い合わせください。

TEL.03-6261-7413

営業時間:平日 10:00 ~ 18:00 土日祝休